『科学的に証明された 心が強くなるストレッチ』に学ぶ、心と体を同時に鍛える方法

「最近なんだかやる気が出ない」、「イライラする」、こんな人いませんか?

このように心の状態が悪くなるのは、「今、自分は楽しくない、ツライ」と脳が考えているからです。脳内ホルモンのバランスが崩れ、体の調子を整える自律神経も乱れているので注意が必要ですよ。

心の状態を改善するためには、脳内ホルモンと自律神経を整えることが重要です。その有効な方法が、本書で紹介されている「心が強くなるストレッチ」なのです。

心が強くなるストレッチの考案者は、元総合格闘家の大山峻護さんです。現役時代は、ミルコ・クロコップやピーター・アーツなど世界的な格闘家とも闘っていたようですね。

そして、心が強くなるストレッチの効果は大学教授の堀田秀吾さんによって検証済みです。

心が強くなるストレッチで、楽しみながら心と体を同時に鍛えましょう!

目次

おすすめの人

こんな人は、ぜひ読んでみてください!

・やる気が出ない人
・運動不足の人
・前向きになりたい人
・メンタルを強くしたい人
・気分をスッキリさせたい人

メンタルの強い人の特徴

メンタルの強い人は、気持ちの切り替えがうまい人です。ですので、気持ちの切り替え方法を身につければ、誰でもメンタルは強くなりますよ。

では、どうすれば気持ちの切り替えができるのでしょうか?
答えは、「体を動かすこと」です。なぜなら、気持ちの切り替えスイッチは、実は「体」にあるからです。体と心は私たちが思っている以上に連動しているようです。

気持ちが落ち込んでいる時やストレスを感じると脳内ホルモンの分泌や自律神経のバランスが悪化します。しかし、この悪化した脳内ホルモンや自律神経のバランスは、体を動かすことで改善できます。

バランスが整っていると、嫌な出来事に直面してもストレスを感じにくかったり、気分が落ち込みにくくなります。このように、体で心をコントロールすることができるのです。

心が強くなるストレッチの効果

体を使って脳をだまし、ポジティブな感情をつくる

体からポジティブな情報を脳に送れば、「私は今、ポジティブモードだ。」と脳をだますことができます。

例えば、笑ったり、スキップしたり、上を向くなどの動作は、楽しい時や嬉しい時に行うものとして脳に記憶されているため、自然とポジティブな気分になれるのです。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるようです。

また、緊張やストレスで体がガチガチになっている時に、ストレッチを行ったり歩いて筋肉をほぐしてあげると、脳は「リラックスモードだ。」と勘違いし、落ち着いた気分になれます。

脳内ホルモンや自律神経のバランスを整える

あなたは、ジョギングなどの軽い運動をした後、気分がすっきりしたり、頭が冴えて良いアイディアが思いついたりした経験はありませんか?

これは運動によって、脳の状態が変化するからです。運動を行うと、心を安定させる「セロトニン」の分泌が増えます。セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、私たちをハッピーな気分にしてくれる効果があると言われています。

以上が、心が強くなるストレッチの説明ですが、理屈はこれくらいにして本書を読みながら一度実践してみてください。私もやってみましたが本当に気分がスッキリしますよ。あなたもこの感覚を体験してみてくださいね。

本書の特徴

ストレッチの解説がとにかくわかりやすいです。カラー写真で直感的にストレッチの姿勢がイメージできるだけでなく、ストレッチを行う際のポイントも説明されています。

さらに、ストレッチ効果の科学的な根拠も書かれていて、頭と体の両方を使って取り組むことができるので効果倍増ですよ。

ストレッチブームで、いろんなストレッチ本がありますが、本書のストレッチはユニークなものが多く、楽しみながら取り組めると思います。

気分を上げるストレッチ、ストレスを解消するストレッチ、沈んだ気持ちを切り替えるストレッチ、リラックスするストレッチ、集中力を高めるストレッチなど種類も豊富です。

心が強くなるストレッチで、心と体の健康を手に入れましょう!

『科学的に証明された 心が強くなるストレッチ』
堀田 秀吾、大山 峻護 アスコム (2020/7/23)

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